SNSとホームページ、どう違うの?

最近では多くの事業者さんがInstagramやX(旧Twitter)などのSNSを活用して、自社の情報を発信しています。

「SNSで発信しているから、ホームページはいらないかな…」
そう考えている方も多いかもしれません。

でも、SNSとホームページは“役割”がまったく違うのです。
両方を正しく使い分けることで、集客や信頼につながる強い武器になります。

今回はその違いと、それぞれが持つ力について、わかりやすくお伝えします。

ホームページとSNSの主な違い

項目ホームページSNS(Instagram、Xなど)
目的信頼やサービス内容の「蓄積・発信」「拡散」や「親近感・雰囲気づくり」
情報の流れお客様が検索してアクセスする(受け身)タイムラインに流れる(拡散型)
情報の寿命半年後・1年後も見られる数日で流れてしまう
表現の自由度デザイン・構成ともに自由度が高い投稿形式が固定されている(縛りあり)
信頼性高い(企業・事業の公式な情報源)やや低め(気軽さはあるが信頼には不安)
検索との相性Google検索に強い(SEO対策可能)SNS内検索がメイン

それぞれの「役割」を理解することが大事

SNSは「知ってもらう」場所
→ フォロワーやハッシュタグの拡散力で、まだあなたを知らない人に届きやすいメディアです。
→ お客様との距離が近く、親しみや雰囲気を伝えられます。

ホームページは「信頼してもらう」場所
→ 会社や事業の全体像、サービスの詳細、実績などをまとめて伝えられます。
→ 初めての方に「安心感」や「ちゃんとしてる感」を与える、いわば“デジタル名刺+営業資料”のような存在です。

たとえるなら…

  • ホームページは「本社・本店」。
     → いつ来ても、整理された情報があって安心できる場所。
  • SNSは「チラシ」や「営業マン」。
     → 気軽に出会えるけれど、時間が経つと忘れられてしまう存在。

なぜ今、SNSだけでは足りないのか?

SNSだけだと、情報が流れていくため
「サービス内容がわかりづらい」
「実績や信頼性が伝わらない」
と感じられてしまうことも。

せっかくSNSで興味を持ってもらっても、
「もっと詳しく知りたい」と思ったときにホームページがないと、
お客様が離れてしまうこともあるのです。

SNSとホームページ、両方を活かす運用を

理想的なのは、
SNSで興味を持ってもらい、ホームページで信頼を得る流れを作ること。

  • SNSで「最近こんなことしています」と発信
  • ホームページで「サービス内容や価格、実績」などをしっかり紹介
  • フォロワーが自然にホームページへ流れてきて、信頼して問い合わせをくれる

この仕組みがあると、集客や依頼の質がぐっと高まります。

まとめ

ホームページとSNSは、どちらが優れているというものではありません。
それぞれに役割と強みがあり、両方が揃うことでより効果を発揮します。

「SNSはやっているけど、ホームページはまだ…」という方は、
この機会にぜひ、ホームページの必要性も見直してみてください。

そして、もし「どんなホームページが必要かわからない」
「SNSと連携した運用をしたい」などお悩みがあれば、
ぜひKURO WORK STUDIOへお気軽にご相談ください!